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柔構造システム研究の目的

20世紀の工業化時代は地球上のあらゆる埋蔵資源・エネルギーを使い、金属とコンクリートとプラスチックで固められ、かつ、大量生産・大量消費の波によって 肥大化したシステムと組織は中身の見えにくいものとなり、システム疲労を起こしやすく、かつ、一旦機能障害を起こした時には回復に著しいコストと時間がかかるようになりました。 まず、柔構造化の第一の目的は、見えにくいシステムを"見えるシステム"にすることです。このページのトップ画像の広重の絵では木組みの橋桁は外から構造が見やすくかつ力学的に トラス構造となって強靭な構造となっております。柔構造化の第二の目的はエコ素材の組み合わせで強固なシステムを組み立てる方式を創造することです。

帆型風車翼の例